2011年 2月 の記事

現実は小説より悲なり・・・



 
 
世界報道写真(World Press Photo)財団が選ぶ第54回世界報道写真賞の各賞が発表され、
サイトを覗いてみたら結構衝撃だったので、
説明するより見てもらった方が早いので何点か転載。

大賞を獲った写真。
タリバンの司令官によって夫からの逃亡罪を言い渡され、
罰として夫の兄弟に押さえつけられ、夫によって耳と鼻を切り落とされたアフガニスタンの女性。

ハンガリーでの焼身投身自殺。

ハイチ地震直後。

ハイチ地震での死体置き場。

タイでの反政府暴動。

中国・大連、原油流出での救助作業。

ブラジル・リオデジャネイロでの撃ち合い。

中国・青海省での地震被災者の火葬の準備をするチベット密教僧。

メキシコ、drug戦争での殺人犠牲者の生首。

メキシコ、drug戦争での殺人犠牲者。

パキスタンでの洪水被害。

パキスタンでの洪水被災者。

インドネシア・ジャワ、メラピ火山噴火被害。

ベトナム、枯葉剤被害に苦しむ、少女。

Googleストリートビューに写り込んだ、不運な人。

バングラディッシュ、駅と列車と人びと。

アフリカ西部・シオラリオーネ、少年院。

アフリカ西部・シオラリオーネ、少年院。

ヴィクトリア。

SNSのために自分自身を写すわたし。

インド、映画を楽しむひと。

イワシを追うカジキ。

白鳥。
新聞等により知っている事実も、
写真で見せられると現実味が湧く。
これらの写真を見て、われわれは自分自身を省みたりする。
「わたしは恵まれている」と愚かさを反省しつつ、
実の所、自身の優越感を得たりして。
しかし、30分後にはバラエティ番組なんかを観て大笑いしている。
それがわれわれの、
「現実」
である。
良し悪しではなく、
並列に鼻を切り落とされる女性もいればバラエティ番組で大笑いする輩もいる。
これが
「平等」

「存在」
する、ということ。
または、
「不条理」
とも謂う。

在るがままなのに、なにかが発祥。
在るがまま故、なにかが発祥。

via: World Press Photo



 

映画「モンスター」−愛?希望?全部、戯言だよ


TVでやっていたので、今さらながら「モンスター」という映画を観た。
この映画は実在した元娼婦の連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスの生涯を映画化したもので、
2003年の製作で主演のシャーリーズ・セロンがアカデミー主演女優賞を獲ったりと、なにかと評判だった映画のようです。
内容は娼婦のアイリーン(シャーリーズ・セロン)と同性愛者のセルビー(クリスティーナ・リッチ)が愛し合うようになり、
二人の生活の金策の為、アイリーンが殺人を犯していくという物語(実話)なんだけれども、
アイリーンの精神描写もさることながらアメリカ社会の絶望的な状況も垣間見れ、
悲哀に満ちた不条理的映画としても素晴らしい1本です。
例えば、アイリーンは13歳から娼婦になっている身の上で(実際は14歳、娼婦しか出来ないという状況が絶望的)、
そのアイリーンが街角に立ち売春するシーンで、
まず、ヒッチハイクで車を止め、乗せてもらったら、
「2人の子供の為にお金を稼がなくちゃいけないの・・」(もちろん嘘)
と言い売春(主にフェラ、フェラを交渉するというところがリアル)の交渉をし始めるシーンなんかは、
おそらくリアル娼婦の交渉でもある感じではないかと思えるし、
街角に立つ格好も派手な衣装や化粧できめるのでなく、
Tシャツとジーンズでノーメイクな格好で交渉する所なんかはほぼ実際の娼婦というか、
仕事のないアメリカ女性が手っ取りばやく稼ぐ行為として、
日常の何処でもある普通の光景なんだろうと思うと、
なんとも絶望的なアメリカ社会が見えてくる感じがします。
大家にサンドウィッチを貰ったお返しに「咥えようか?」というセリフも日常的なのだろう
しかし、1番の見所はやはり、めちゃくちゃなアイリーンの精神描写。
今まで、不幸の連続だったアイリーンがセルビーという愛し愛される「ひと」と出会い、
やっと運が向いてきたと高揚し、
アイリーンはセルビーの為に生きていくことを誓い幸福感に包まれ行動する。
しかし、取った客から暴行を受け、逃げ出す為に銃殺し、持ち金と車を奪い逃走。
捕まるのを恐れ、堅気の仕事を見つけようとするが、
娼婦しかやってきていないアイリーンに堅気の仕事が見つかるはずもなく、仕方がなく娼婦に戻る。

「人生は奇妙だ。思ってもいない方向に進んでいく」

セルビーには殺しのことは内緒だが、お金を持って帰ると喜ぶセルビー。
アイリーンは「愛する」ことを知り「売春」をすることに嫌悪し、それを求める客を殺す。
アイリーンは「殺し」についてなにも感じないわけではない。
「罪は犯していないと神に言える〜〜〜〜〜
信じられるひとがいれば、わたしは身を捧げよう・・・わたしはセルビーを信じる」

もちろん、自己正当化する為の詭弁ではあるのだが、このあたりの描写が恋は盲目的であり、
「ひと」「ひと」を愛する悲哀性や狂気性が表現されていて、涙出そうです(泣
そして、ラストシーンに向かうのですが、ここが本当に泣ける(泣(泣(泣
詳しくは言いませんが、
連続殺人犯がハッピーエンドに終わるはずもなく、
最後は捕まり罪を認め「死」を自ら覚悟するのですが、
その過程、セリフが最上級の不条理感を魅せます!
「愛は全てに勝つ
絶望の果てにも希望の光がある
信仰は山をも動かす
愛があれば道が開ける
物事には全て道理がある
生きているかぎり希望がある・・・・・・・
・・・・・・全部、戯言だよ・・・(アイリーン)」


ドキュメンタリーも制作されているので、
実際の状況やアイリーンの気持ちは映画とは違うんだろうけど、そちらも見てみたいです。
実在のアイリーンはこれ如何に??
PSしかし、上↑下↓が同一人物だなんて・・・俳優って凄いね・・・

鬱アニメ★魔法少女まどかマギカ


Pulla Mgi Maoka Maica – 01_chunk_1

To | Myspace Video

ネットをダラダラ徘徊していると、
妙に鬱アニメ?として評価が高く、評判だったので気になって見たら、
扱っているテーマが重く、結構ハマッチャいました!
via:鬱アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』救いはあるか?重すぎる「契約」結んださやか
via:絵にだまされるな!アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」はリアル社会だ!
これらの記事にもあるとうり、

絵が萌え萌えなので、アニメファンでなければ見てみようとなかなか思わないですが、
見てみるとやっていることが、現代社会のやりとり、葛藤そのものだったりで、
感情移入して見ているとたしかに鬱になります(笑
お話は、魔女と戦うために人間の女の子に魔法を授けて戦ってもらうというストーリーで、
その人間の女の子に魔法少女になってもらい戦ってもらうために、
願いごとをひとつだけ叶えてあげるという契約をキュウべえという生物(犬みたいなキャラ)とするのだけれど、
この
「願いごとをひとつだけ」
というのがくせもので、
「借金全部払ってやるかわりに身柄拘束」
と言わんばかりの現実に於ける契約事の葛藤みたいで、
自己利益

対価(話の中でも対価と言っている)
の関係そのものであったりして身につまされます。
その辺のセリフもカワイイキャラで淡々と言ったりするので妙に怖く感じるところも多々。
また、絵的にいうと魔女と戦う結界のシーンは、軽くシュールリアリスムっぽく、斬新です。
(関係ないですが、日本のアニメ描写はおもしろいものを描こうという意欲が見れて、自称アーティストの絵画より刺激的です。)
エヴァ的な鬱とは少し違った精神描写で、
また、エンターテイメント的にもおもしろいので、
薄い刑事ドラマや恋愛ものより、明らかに重いので、
絵で見ず嫌いにならずチラっと見てみてはどうでしょう。

RADIOHEADの謎のtweet


レディオヘッドが
「渋谷ハチ公広場 金曜日 18時59分(Shibuya Hachiko-square, Friday 18:59)」
という謎のtweetをして、
そのtweetを見たファンが集まり渋谷ハチ公前が騒然となったそうです!
当初はなんらかの企画を予定していたみたいだけど、混乱をさけ企画は中止されたみたいです。
レディオヘッド公式ツイートに関する企画中止のお知らせ
しかし、エジプト、チュニジアや今回といい、
ネットが「ひと」を動かす「威力」として普遍的になってきていることがおもしろい!
また、逆に「情報」を得れないと取り残される情報格差な強迫感も感じつつ・・・・つ・。


Via:Asiajin―Radiohead’s Japanese Tweet Gathers Crowd At Shibuya Crossing
「ハチ公広場 金曜日 18時59分」−レディオヘッドのツイートで渋谷騒然
PS しかし、新曲つまらんな〜(すまんファンのひと)

ONE MUSIC #02/17


メモ的に。
こういうbandいなくなったね〜・・・。

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INFORMATION

Illegitimate Son
Of
a Rock n’ Roll star.

Roll on, roll on,
Maggie M’Gill.

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