2014年 1月 の記事

Tシャツくんで露光、製版してみた!!

 
あまり最近BLOGを更新しないので、連休で時間があったので
軽く製版関係の記事をUPしてみようかと思います。

何気にこのBLOGでよく検索、閲覧されるのは
露光器製作のレポート記事だったりします。

一応、インディーズTシャツブランドのBLOGなので少し悲しいですがw
少なからず誰かのお役に立っているみたいなので、
自分も検索して誰かのBLOGに助けられたりしているので嬉しいです。

こういう記事をUPしているとたまに質問されたりするのですが
シルクスクリーンを始めた人が、まずぶつかる壁が
露光~現像・製版
のようです。

たしかに、露光~現像・製版露光器の性能、乳剤、メッシュ度数、デザイン柄
によって変わるので、何分露光すればOK!と言えず、
自分も何回か失敗して自分の環境に適した製版方法に辿り着きました。
(それほど大袈裟でもないけどw)

そこで今回はおそらくどんな環境でも失敗なしで製版出来る、かの有名な
Tシャツくん
での製版レポートを軽く書いてみたいと思います。

まず、版下の製作です。

botan_01

デザインを印刷する用紙はTシャツくん専用のインクジェット用紙です。
自分がTシャツくんで製版してみようとした理由が、
どれだけ簡単で、どれだけ使えるか知りたかったので、
露光器以外はすべてTシャツくん用で揃えてみました。

今回は実験も兼ねて、あえて細かいデザインにしてみました。
結果を先に言うと、Tシャツくん専用故、Tシャツくんで製版するなら申し分ないです。
ただ、OHP用フィルムでも代用出来ます。
また、試しに他の乳剤でも使ってみましたが、あまりうまくいきませんでした。
普通のインクジェット用紙ではないので、光の透過や反射がTシャツくんに合わせた用紙なのでしょう。

次は露光です。

botan_02

Tシャツくんがいい所は乳剤を塗布~乾燥しなくて済むことです。
版下を用意して、Tシャツくんのスクリーンを枠にはめれば、すぐに露光が出来、早いです。

使ったスクリーンは120メッシュ
枠、フレームはTシャツくん専用のワイドフレームになります。

人によると、スクリーンを保存する為、自作の枠を作って張る方もいます。
たしかにTシャツくんは基本、フレームから外したらそのスクリーンは捨てる前提で作られていて、
フレームごと保存するのは採算がとれず、経済的に無理があります。
しかし、自作枠でスクリーンのテンションを保ちつつ、Tシャツくんのスクリーンを張るのは相当難しいと思います。
自分も挑戦しましたが、専用フレームのテンションを出すことも出来ず諦めましたw
(一応、刷れましたが・・・)

露光時間はTシャツくん専用のインクジェット用紙の注意書きに従い、
4分15秒にしました。

そして現像です。

botan_03

Tシャツくんの現像は刷毛に水をつけスクリーンを濡らします。
この時に気をつけたいのが刷毛で水を濡らす回数、水の量です。
すぐに絵柄は出てきませんが2,3往復でとりあえずいいと思います。
絵柄が出て来ないからといって、何回も刷毛で濡らすと版が壊れます。
現に初めてTシャツくんで製版した時に、うっすら絵柄が出てくるまで濡らしていたら
絵柄が綺麗に抜けてはいるが、ピンホールが相当数出来てしまいました。
2,3往復濡らし、絵柄が浮き上がるまで待ち、後は軽く優しく数回濡らす程度でいいでしょう。

そして乾かします。

botan_04

細かい部分もしっかりと抜けています!
特に問題はないと思います。

しかし、乾く前にさわったら右上が少し剥げちゃいました。
普通の乳剤に比べてかなりデリケートなスクリーンなのがTシャツくんの特徴です。
露光前の長期間保存と失敗なしの乳剤塗布済みのスクリーンなので、この辺はしょうがないでしょう。

そして印刷したものです。

botan_05

まあまあではないでしょうか。
正直、インクが落ち過ぎた所があったり、インクもすぐに詰まってしまいました。
しかし、水性インク&120メッシュでこれだけ刷れればいい方だと思います。
(他のロゴ程度の細かくないデザインではほとんど問題なしで刷れました)

Tシャツくんで製版した結果、

良いところ
①乳剤を塗布~乾燥しないので、時間が掛からない
②露光前の専用スクリーン(乳剤)が1年程度持つ
③ほぼ、失敗しない

悪いところ
①製版~印刷後の版の保存が難しい(出来なくはないが難しい)
②スクリーンがデリケート
③単価が高い

こんな感想を持ちました。

使えるか使えないかというと、
使える
と思います。

趣味で自分用や仲間内のTシャツを作ろう!
という動機なら、Tシャツくんはかなり使えます!!

自分は時間がない時の製版に使おうと判断しました。
ただし、版の保存をする場合、
フレームからスクリーンを外しそれなりのクオリティを保ちつつ保存するのは無理だと自分は判断しますので(出来なくはない)、
一回こっきりの量産時のみに使うと思います。

また、今回のような細かいデザインの印刷うんぬんは
水性インク、メッシュ、テンション、版数、そして刷りの腕!等の問題なので
Tシャツくんが原因ではないのでご注意下さい。
(今回はTシャツくん&細かいデザインの製版実験の意味合いが大きいので)

自分がデザインしたものを
シルクスクリーンで始めて刷った時の喜びは
シルク印刷経験者なら、必ず感じる喜びです。
その喜びに興味がある人は
Tシャツくん
という手段は簡単でハードルが低いと思います。
とりあえず刷ってみたい!という人はやってみて損はないと思います。

では、では。

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謹賀新年(年賀グラフィック2014)

 

 
謹賀新年
 
昨年は
Maggie M’Gillとしてはほとんど活動しませんでした。
 
その反省を踏まえるということでもないのですが、
本年はMaggie M’Gillとしての活動を刷新し、新しいデザインもいくつか予定しております。
 
また、Maggie M’Gill以外のブランドも(NON BRANDではない)構想しております。
(活動としてはこちらの方が先になるかもしれません)
 
折々にお知らせ出来ると思いますので、
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 

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Illegitimate Son
Of
a Rock n’ Roll star.

Roll on, roll on,
Maggie M’Gill.

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