最近、TVが壊れて映像に飢えているのか、はたまた1000円デーなので観に行ったのかわかりませんが、映画館に今月2回行きました。
自分としては1ヶ月に2回はそう行かないので、ちょっと最近観た映画の感想を。
まず、14日県民の日で1本1000円だったので、その日2本観てきました。
まず1本。
Limits of Control(リミッツ・オブ・コントロール)

直訳すると、支配の限界?になるのかな?
ジャームッシュの映画は好きで全部観ているけど、今回もイイ最高!!
自分を偉大だと思っている男を、殺し屋が殺しに行く、という流れで話が進むんだけど、いや〜ROCKでしたよ。
「自分を偉大だと思っている男」をビルマーレイが演じていて、映画の中では
「アメリカン」
として形容。
題名の「コントロール」は「支配」の象徴であり「自分を偉大だと思っている男」、
つまりこの世を支配している(と思っている)側であり、この男を「殺る」話がこの映画です。
サウンドトラックが日本を代表するストーナーBAND
BORIS!!
これが、画にハマッテイル!!
最近NINとアメリカンツアーしたりしてやっと売れてきた感のあるボリスですが、友達が好きで、昔、良くLIVEに行っていて、
下北沢SHELTERのLIVE・DVDにじつはワタクシ、チラッと映っております(笑
ラスト、アメリカンの鉄壁のアジトに、難なく進入する殺し屋、「孤独な男」
その殺し屋に「コントロール」の象徴、アメリカンが言う。
「どうやって、入った!?」
殺し屋、
イマジネーション(想像力)
そう、ヤツラを「殺る」には「イマジネーション」なんです。
ここにジャームッシュのメッセージを感じます。
とにかく、Limits of ControlはROCKな映画で最高であります!!
(人によっちゃ眠くなるかも)
その日、観たもうひとつの映画は
なくもんか

阿部サダfanとしては観ときますか!つうことで観てきましたが、まあ、可もなく不可もなく。
随所随所に宮藤官九郎のメッセージという感のセリフもあり、なかなかでしたが、
正直、阿部サダ主演でなければ、あまりおもしろくない(すいません)。
暇つぶしには良いでしょう!
そして、昨日、またまた、2本!
新橋に
新橋文化劇場
という名画座がありまして、ここは基本2本立て(昔はよくあった)で、しかも料金900円!!(隣のポリノ映画、ロマン劇場より安い!)
で、今週上映中なのが、
The Wrestler(レスラー)

GRAN TORINO(グラン・トリノ)
両方とも、公開中、観たいと思っていて行けていなかったので行ってまいりました!
いや〜レスラーは名作です!

ミッキーローク(また、ミッキーがイイ!)演じる、
昔、人気だったプロレスラー・ランディが、現在もプロレスは続けてはいるが、生計はアルバイトしながらの二股ガタ落ち生活!!
その極貧で孤独な男の不器用物語。
これが、泣ける!!
ある意味、これもROCKです!
ランディの車のカセットテープがいつも80年代のメタルというところも最高!!(RATT2曲掛かる!)
「80年代のお気楽をニルヴァーナがぶち壊し!!90年代最低!!」
というセリフも、なんか同感(笑
現実が見えていないといえばそうなんだけど、
その「不器用」さにシンパシーを感じます。
「日常」「現実」「ナニ」かを未だに拘っていて、
うまくケジメが着けられていない人は絶対に観た方がイイ!!
傑作!名作!オススメ!!!
グラン・トリノは頑固老人と少年の友情物語。
結構、ありがちな話だけど結構よかった!

観方によれば、リアルな「アメリカ」がわかる気もする。
イーストウッド演じる老人も、男根主義で人種差別はするし、拳銃持った少年ギャングが普通に町をうろついているし。
アメリカは日本と比べるとやはり「サバイブ」するという形容が普通の人でも「日常」な気がする。
ここでも「頑固老人」という「不器用」に生きる、「人」が主人公。
対抗として、老人の息子が日本車のセールスマンとして「器用」に生きる、老人の認めたくないひとつの象徴として描かれる。
こういう
「ズレ」
はいつの時代もどんな人でもある普遍なテーマなんだなと思う。
ある意味、今回の4本共、
「不器用」
故の「物語」だったかもしれない。
それを
「戦う」
と謂ってみたりするのであろう。
Rock’nRoll!!